ガイド日記 語り部日記

”ヘビとカエル”の謎が解けた日

今日の「小泉八雲とセツのゆかりの地めぐり」は、新潟からのご夫婦

優しそうなだんなさまと、エレガントな奥さま

私には新潟の知り合いがいないので、もうこのお二人のイメージがそのまま「新潟のイメージ」です!

新潟さいこー 笑

そもそもこのツアーは土曜日開催
水曜日はない!

のに、「ぜひお願いしたい」とお電話くださった方々でした

こういうの、大事です

「ここにそう書いてあるからダメ」
じゃないんですよね

念ずれば花開く
ドアはノックしろ、です

なので、そんな積極的なお二人なのだ!と、いつも以上に楽しみにしていました

朝、ニコニコご挨拶して、さて出発

ご夫婦だと、よくあるのは奥さまが「ばけばけ」ファンで、だんなさまは

「まあ見てたけど、嫁が行きたいっちゅーから来たわ」

的な感じ 笑

でもこの新潟のお二人は、どうしてどうして
お二人とも同じテンションで「ばけばけ」好き

よいではないのー!

とにかく終始、私の話を興味深そうに聞いてくださる

印象的だったのは、今回の朝ドラのナレーションが、なぜ「へび」と「カエル」なのか、という話

八雲とセツが暮らしていた松江の武家屋敷
今の「小泉八雲旧居」には、とても素敵な日本庭園があります

八雲は仕事から帰ると着物に着替え、庭を眺めて一日の疲れを癒していたそうです

庭にはケロケロとカエルが出る
すると、それを狙ってヘビがにょろにょろ出てくる

カエル好きだった八雲は、

「カエルさんが食べられたらかわいそう!」

と、自分のお膳から肉片を差し出して、

「これをあげるので、カエルさんを食べないでね」

と言っていたそうです

このエピソードから、脚本家の藤木さんが

「よし!今回のナレーションはヘビとカエルだ!」

となり、阿佐ヶ谷姉妹にオファーしたそうです

この話をしたら奥さまが、

「その話が聞けて本当によかった」

と、しみじみ

ネットで「なぜナレーションがヘビとカエルなんだ」と批判する意見を読んだことがあったそうで、

「そんなこと批判するなんて!」

と、ずっとモヤモヤしておられたそうです

でも今回この話を聞いて、

「なんも知らんとなに言うとんねん!」

と、堂々と批判できるようになった(?)と 笑

他にも、

イライザは本当に『怪談』を批判したのか
おトキちゃんを責めたのか
八雲は本当に帝国大学で“用なし”になったのか

いろいろお話しました

「ああ、本当のところはそうだったんだ」

と、納得してくださる姿を見て、私もとても嬉しかった

本当のことを知っていただけるのも嬉しいし、
それを「大事な話」として聞いてくださるのも、本当にありがたい

新潟の人って素晴らしい!!笑

最後は近くのお蕎麦屋さんをご紹介して、お別れ

お二人、ずっと写真を撮りあっていて、

「こっち向いてー!」

なんて言いながら、終始あたたかな空気

お互いを思いやっている感じがとても素敵で、
ご一緒していた私まで、ほんわかした気持ちになりました

本当に、ありがとうございました

-ガイド日記, 語り部日記